この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉


『……………』


部屋に戻った三島は、絶句していた。


それもそのはず…机に伏せるマドカは、すっかり寝息を立てていた。三島の手にするコップには、温かいお茶。それを用意していただけの、ほんの僅かな間に起きた事象とは、到底思えなかった。


『…ま、まどかちゃん、そんな所で風邪を引きますよ?眠いなら、そろそろ部屋に戻った方が…』


声をかけてはみるものの、そのすややかな寝顔に、もはや言葉も続かない。


(いや……///さすがにちょっと……油断しすぎにも程があるんじゃ…//?!)


ガリガリと頭を掻いた三島は、先ほどマドカの転がったベッドに目を向けた。続けて自分の鞄にも目を向け、そこでブンブンと頭を振った。


(いやいやいやっ////!!まあ…とりあえず布団に移動させてみようか。動かす途中で、大抵目覚めてくれるだろう!)


……否。
三島の予測は見事裏切られ、マドカはキレイに北欧柄の布団に収まってしまうのだった。



/940ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ