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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉


ブツン…!


あっ


『…また、落ちたみたいですね。』


声だけになった啓太くんが、黒い闇の中からそっと言う。びっくりした…!こんなドキドキしたまま見えなくなっちゃうなんて、なんか落ち着かない…


『こっ、今度もブレーカーかな?』

『うん多分…そうでしょうね…』


変な声になっちゃった。啓太くん黙っちゃうし…どうしよう。片手の温もりだけじゃ、すごく不安だよ。早く、目が慣れて啓太くんの姿を見たい…!


『今…僕が何を考えているか分かりますか?』


じーーーっと目を凝らしていたら、不意に。独り言みたいな声が、低く響いて。


『啓太くん……?』

『今…まさに葛藤してます。この後どうするかって…。この手を離してブレーカーを上げに行くか、それとも…』


カッ…と光った空の明かりで、一瞬だけ目が合った。
その次の瞬間────



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