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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
『ふぅ…ぐす…っ』
『あれ…まだ早いですよ?』
優しさに緩んだ涙腺は
『うぅ……き…啓太くん、好き…っ』
『うん、僕もです…』
はらはらと溢れては、視界を邪魔した。
『んっ…ぁあんっ…』
また膨らみを弄ぶ指に、お腹の奥が疼いて
さっきより響く水音に、恥ずかしさが増して
『だめ啓太くん…また変になっちゃいそう…』
『うん…でも変じゃないよ…』
『えっ、だって、ん………!』
『可愛いです…もっと…もっとまどかちゃん…!』
頭のてっぺんがぼんやりとして
目の前はよく見えない
『はぁっ…はぁっ…啓太く…』
ただ、はっきりと
『…愛しています…まどか…』
とろけそうな囁きに導かれ、そのまま一つに繋がった。