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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉
『啓太くん早起きだね?』
『いえ…寝坊ですよ。ちょうど今、1限目が始まりました。』
『……えええっ?!』
思わず時計を二度見!月曜の1限って…啓太くんも私も、講義入ってるのに!
『啓太くん、なに余裕で座ってるの?!急がなきゃ!』
『え、あ……そう、ですね…//』
飛び起きた私に、じーーーっと注目?
『何見て…きゃああぁああああ!!!』
ちょッッ私!!全裸ッッ!!!
『言ってよ!!!見てないで言って!!!』
再びタオルケット巻き巻きの私に啓太くんは『すみません』って笑いながら
『まどかちゃん…朝ごはんいただいてもいいですか?』
って、そんな笑顔で言ったってダメ!人の胸見といて…自分はちゃっかり服着てるとか!ズルい、もぉズルいよ!
『とりあえず1限は、僕は小田原(トオル)に頼みました。まどかちゃんも誰かに頼める講義だったら…2限から行くことにしませんか?』
…降参////
上目遣いの啓太くんなんて新鮮すぎて、私の機嫌も直りました。