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やさしいキスをして?
第14章 おまけ〈マドカ②〉


『………啓太くん?』


私が立ち上がっても動こうとしない啓太くんは…


『………あと、五分だけ…』


おもむろに私の腕を掴み


『ひゃっ……んぅ…//』


キスをしてきた。


様子を探るようだったそれは、徐々に熱が込められて。互いに体は擦り寄って、どちらからともなく舌を差し入れる。息継ぎに離れた唇も、目が合えばまた…どんどん、どんどん…終わりが見えなくなっちゃう…


ああ…まだ居て…


まだ行かないでって心の中で唱えていたら…不意にきつく抱きしめられた。もう離したくなくなっちゃうよ…


はぁ……はぁ……


『行くの?』も『行くよ』も言えない時間だけが過ぎていく。二人の心臓の音だけが、大きく体に響き合って。


どうしよう…何か言った方がいいのかな…?それとも、啓太くんの言葉を待った方がいい?『遅れるよ』って言った方がいい…?



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