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やさしいキスをして?
第16章 おまけ〈三島②〉
部屋着の彼女は、いつもより油断した格好。大きく開いた襟ぐりからは、鎖骨も見えていて。少しズラせば、華奢な肩さえ露わになりそうだ。
『んっ…だめぇ…//』
片側の下着の紐が外れると、まどかちゃんは恥ずかしそうに身を捩った。その隙に首筋へと、キスを滑らせる。
『も…もぉ啓太、くん…////』
『ベッド行きますか…?』
問いかけに、彼女はみるみる頬を染め、迷いに揺れる瞳を伏せた。その間…僕の手は背中に侵入し、一つ、また一つと確実に事を進めてゆく。
『あんっ…もぉ、何でそうなるの…///?』
『何でって…だって好きな人がこんな格好してたら…こうなるのは必然じゃないですか//?』
ベッドに組み敷いた彼女。すっかり晒された上半身を隠すようにクロスする両腕が、力なく睨みをきかすその潤んだ瞳が、どうしたって愛しく映る。