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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第23章 雪の日の輿入れ
 次いで頼経の美しい面が迫ってきた。
―口づけられる!
 そう思った瞬間、脳裡に浮かんだのはやはり都にいる恋人惟章の顔だった。京を発つ三日前に交わした切ない別離、烈しい口づけ。次々と恋人の腕の中で過ごした時間を思い出し、瑶子は混乱状態のまま、のしかかった頼経の身体を両手で力一杯押した。
「いやっ」
 身を起こし逃れるように後方へ身を退いた妻を頼経は静かな瞳で見た。
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