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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第23章 雪の日の輿入れ
 初夜に求めてきた頼経を拒んだのは瑶子の方で、彼は怯える妻に男らしく広い度量で相対してくれただけにすぎない。なのに、昨夜のことなど既に忘れてしまったかのような良人の態度に何故か瑶子は傷ついた。まるで自分が〝妻〟として必要とされていない、居ても居なくてもどうでも良い存在だと暗にほのめかされているようにも感じられた。
 その後、膳がすべて片付けられ、菊乃が髪を綺麗に整えてくれた。花の形を象った鏡に向かった瑶子の髪をひと房ひと房、丁寧に梳ってゆく。
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