この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第23章 雪の日の輿入れ
 小首を傾げた瑶子に、菊乃は母のような慈愛に満ちた笑みを向けた。菊乃とは数日前に対面したばかりなのに、もう長年仕えてくれていたような信頼感が芽生えている。
「今はまだお判りにならなくて良いのです。御台さまは御台さまらしく、伸びやかでいらせられませ。それがいちばんです」
「判ったわ」
 菊乃が一旦下がり、一人になった。瑶子は相も変わらず鏡の中の自分を見つめ続けた。
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ