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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第24章 秘密
 その視線の先、庭の片隅で満開に咲き誇っている桜の大樹の陰から、ゆっくりと現れ出でた黒い影を息を呑んで見つめる。それは初めは闇が凝(こご)って人の形になったのかと思いきや、月明かりの下でははっきりとした輪郭を現した。
「―惟章」
 吐息のような囁きで呼んだ愛しい男の名が春の夜気に溶け込んでゆく。
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