この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第27章 切なすぎる夜
「御所さま、お顔に血がついています」
 お産の介添えをしている最中に付いたのだろう。頼経は笑い飛ばした。
「歴代の中でも、妻の出産に立ち会い、なおかつ我が子を取り上げた将軍など、そうそうおらぬであろうよ、これはその栄誉の勲章だ」
 明かり取りの窓からひとすじの光が差し込んだ。長い夜が明けたのだ。黎明の光が今、瑶子とその傍らに眠る赤児の顔に差していた。
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ