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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第29章 第五話 【今宵の桜~義高と大姫のものがたり~】
 かつて保元の乱で十四歳だった頼朝が平家に囚われの身となった時、平清盛は頼朝を殺そうとした。だが、清盛の継母池禅尼が頼朝の生命乞いをして死一等を免れ伊豆の蛭ヶ小島に流刑で済んだという経緯がある。
―清盛入道はあの時、ひと想いにわしを殺さなんだことをいかほど後悔したであろうか。
 そのときの頼朝の横顔を政子は今もありありと思い出せる。冷え冷えとした声音と同様、その整った顔も塑像か何かのように温かみの欠片も感じられなかった。
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