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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第29章 第五話 【今宵の桜~義高と大姫のものがたり~】
 頼朝の言うとおり、義高を殺したことで、後々の禍根は断てたかもしれない。だが、頼朝が殺した義高は可愛い娘の魂を道連れにあの世に旅立ってしまったのだ。
 義高が殺されたことを知った大姫の嘆きは見ていられないほどだった。毎日、日がな泣き続け、あれだけ泣いて、よくぞ涙が尽きぬものだと政子ですら呆れたほどだったのだ。涙が尽きた後は、ただひたすらボウとして過ごす無為な日々が続いた。毎日、廊下に座り込み虚ろなまなざしを庭に向けるだけの日々、放っておけば食事さえしない有様だった。
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