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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第3章 父と娘
「二つでも三つになっても構いません。私は思うたところを口にしたまで。父上はその御所さまのお声掛かりの縁談で、まさに天にも上る心地なのかもしれませんが、私には良い迷惑です。出世なさりたいのなら、娘を贄にせずとも、ご自分の裁量才覚でなさいませ。私はそのための捨て駒にされるのは金輪際ご免ですから」
 言うだけ言うと、楓は部屋から足早に出た。背後では父がまだ何やら喚いているが、そんなことには頓着しない。そのまま自分の居間に戻るやいなや、部屋に閉じこもった。
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