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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 不思議なもので、赤の他人でありながら、頼嗣の考えていることや気持ちは手に取るように判る。二人がそれだけたくさんの時間を共有してきたことの証なのかもしれない。頼嗣もまた千草の気持ちなど端からお見通しだろう。
 二人は今、並んで由比ヶ浜のお気に入りの場所に座っていた。それこそ子どものように両膝を立てて身体に引き寄せている。頼嗣はその上に顎を乗せて、ぼんやりと海を見ている。千草はそっと頼嗣に身体をもたせかけた。
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