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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 自分たちは数え切れないほど、この場所で一緒に刻を過ごした。幼い時分は何も先のことは考えず、ただ、二人だけの愉しい時間は永遠にこの先も続いてゆくのだろうと信じて疑わなかった。けれど、千草は昔に還りたいとは思わない。
 過去を振り返るのはけして悪いことではない。時には立ち止まり、我が身の歩いてきた道、積み重ねてきたものを眺めるのも悪くはない。しかし、徒に過去を懐かしんでばかりいても、何も始まらない。
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