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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第5章 源氏の一族
 今でも、砂糖と塩を間違えたりすることは日常茶飯事で、彼はひと口食べただけで吹いてしまいそうな代物を食べさせられている。それをさも美味しそうに食べるのは、いかに楓を愛している時繁にも至難の業だ。
 今夜も彼のために腕を振るおうと期待に眼を輝かせている楓に、実は夕餉よりはその後の夫婦の密事の方が愉しみなのだとは口が裂けても言えなかった。そんなことを口にでもすれば、楓は本当に怒って出ていってしまうかもしれない。どこまでも楓に弱い時繁である。
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