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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 千草は囲炉裏を見つめる。燃え盛る焔にひたむきな視線を注ぎ、揺るぎない口調で言った。
「もし頼嗣さまがどうでも私をお望みであるというなら、まずは北条得宗家の姫さまをご正室としてお迎えになって下さいませ。私は、その後すぐに頼嗣さまのお側に参ります」
 頼嗣の瞳が大きく見開かれた。
「しかし、千草、それは」
 千草は皆まで頼嗣に言わせなかった。
「ご心配は無用にございます。私は側室として御所に上がりますゆえ」
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