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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第6章 復讐のとき
「姫さま、おめでとうございます」
 楓が今度は三幡姫に祝辞を述べるのに、まだ十二歳の姫はあどけない様で笑った。
「京は鎌倉にはない様々に珍しいものがあると聞いております。帝はたいそうお美しく、照り映える日のように輝いてあらせられるとか。帝にも早うにお逢いしたい」
 政子が〝これ〟と姫をたしなめた。
「嫁入り前にはしたないことを申すでない」
 口調とは裏腹に、政子の姫に向けるまなざしは限りなく温かい。昨年の大姫の哀しい逝去を思えば、無理もないことだ。
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