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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第7章 疑惑
「主上(おかみ)―」
 もう一度呼ぶと、時繁はまた儚く笑んだ。
「そうだな、昔はそう呼ばれていた時代も確かにあった。だが」
 改めて真正面から見つめて続けた。
「今はただの一人の男だ。愛しいと思う女を守りたいと願うもののふだ」
 いつしか短い冬の陽は落ち、周囲は夜の気配が立ちこめていた。時繁は手頃な流木に楓を座らせた。その間、集めてきた枯れ枝で火を熾し、自分も楓の隣に座った。
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