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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第7章 疑惑
「あなたさまが帝だなんて」
 俄に遠い人に思え、涙が湧いた。つい今し方、あの小屋で情熱的に幾度も自分を抱いた男が先帝? まるで悪い夢を見ているようで、俄には現のこととも思えない。 
 混乱の最中、引き寄せられ優しく宥めるように背中をトントンと叩いてくれるのも同じ。時繁は楓の顔を覗き込み、まずは額に唇を落とし、次に目尻に溜まった涙を唇で吸い取った。
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