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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第7章 疑惑
「時繁さま?」
 不安げに見つめる楓に、彼は笑った。
「朕の方こそ、そなたには済まないと思うている。世が世なら、そなたは女御として内裏で時めいていたであろうに」
 楓は彼の愁いを吹き飛ばすような屈託ない笑顔で言った。
「いいえ、以前にも申し上げたように、私はこの世の栄耀栄華などには何の魅力も感じません。あなたの傍にこうしていられるだけで幸せなのですから」
「そなたがそう申してくれたら、ありがたい」
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