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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第11章 見知らぬ花婿
 そこで、芸人がひときわ声を張り上げる。
「この小猿の名は小夏と申します。見たとおり、女ですが、たいそう賢く、何と数を理解しております。小夏、一は?」
 最後は猿に向けて訊ねる。芸人は訊ねながらまた煎餅を与えると、猿の小夏はまたしても煎餅を綺麗に四頭分し、その中の一つをさっと観衆に向かって指し示して見せた。
 途端に観衆がどよめく。更に気をよくした芸人は小夏に〝四は?〟と訊くと、猿は四枚分すべてを手に持ち、持ち上げて見せた。
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