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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第11章 見知らぬ花婿
 おおー、とも、何ともつかぬ歓声が沸き上がる。千種はその一部始終を後方から見ていたが、彼女の興味はむろん、猿と芸人ではない。ゆえに、千種の視線が最後列の大男と真面目そうな小男から離れることはなかった。
 猿が四切れの煎餅をすべて持ち上げて見せたその時、大男がいかにも芸がつまらなさそうに溜息をつき、肩を竦めた。次いで興味を失ったかのような貌でやおら踵を返す。
 その拍子に隣の小男にぶつかった。
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