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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第12章 逢瀬と初夜の真実
 ただ気まずい相手と背中を向け合い、一晩同じ床で眠るだけ。千種は自分にそう言い聞かせた。
 将軍をお待たせしては畏れ多いと早々と寝所に送り込まれた。純白の夜着一枚きりでは、まだこの季節、夜は冷える。千種は我が身を両手で抱きしめた。そうでもしなければ、不安で泣いてしまいそうだった。瞼に隣の居室の様子が甦る。床の間には青磁の大きな壺にあの男から貰った花束が活けてある。
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