この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第12章 逢瀬と初夜の真実
 頼経はいつまで経っても、笑い止まない。千種はしまいには本気でむくれた。
「酷い、真剣に申し上げておりますのに」
「悪かった、泣くな。どうも今もって、私はそなたに泣かれると駄目だ」
 頼経がその唇で涙を吸い取る。その後で、彼はつくづく感心したように言った。
「それにしても愕いた。そなたは自分の価値をまったく判っておらぬ。どう見ても、紫は二十歳過ぎにしか見えないぞ。その―」
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ