この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第15章 海に降る雪~終章~
 海に降る雪~終章~

 今日も鎌倉の空も海も涯(はて)なく蒼い。頼経は今日、由比ヶ浜に来た。
 千種の死からふた月を数えたが、いまだ彼の心は亡き妻と過ごした幸福な想い出に囚われている。
「そなたの望みどおり、連れてきたぞ」
 頼経は傍らに妻がいるかのように優しく話しかけ、懐から錦の袋を取り出した。中から現れたのは数本の髪の毛だ。千種のものだった。
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ