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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第4章 嵐の夜
もし、心残りがあるとすれば、それは泣く泣く北条に嫁いでゆかれる姫さまをなすすべもなく見送るしかないこと。さりながら、姫さまに恋い慕う殿御がおいでとあれば、私の心は決まっておりまする」
 さつきが楓の手を握った。その手のひらはどこまでも温かく慈愛に満ちていた。
「さあ、お行きなされませ。私がして差し上げられるのはここまでにございます。どうかこれより後もお健やかに、心で想われるお方と末永く添い遂げられますようにお祈りしております」
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