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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第20章 二度と逢えぬさだめなれば
 振り向かぬかと思った時繁がつと立ち止まる。女院の方に向いたと思うと、深々と頭を下げた。やはり、市井に生きていても、その丹精な面立ちには気品があった。生まれ持ったものを人は隠せはしないのだと、女院は今更ながらに思う。
 世が世ならば、九重の雲の上に住まうやんごとなき御身―、それが今は小間物の行商をして慎ましやかに暮らしているという。
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