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知らなくってもいい性
第18章 込み上げる感覚

マッチョが果てて間もなく、足が戻された。

足が戻り“股“になったそこからはまだしばらく白濁の液が滴り落ち、不埒以外の何物でもない光景だった。

見たくない
見たくない
見たくない...

「...お願い。もう戻して下さい...」

「せっかくなんだから、この状況楽しもうとか思わないの?
せっかくあんたも慣れてきたんだしさ。
僕らは優しいから、もっと感じさせてやるって!」

頭が持ち上げられ、目線がボスに合わせられる。
ボスは不敵な笑みを浮かべながら、私の懇願などさらりと流した。

「俺的にはもっとアナル開拓したいんだけど。昨日あんなに感じてたんだし、もっとアナル使いたいっしょ?」

シューヤが私の身体を観察しながら聞いてくると、答えろと言わんばかりに頭が前に差し出される。

「...いや、もうやめて。」

「答えが違うだろ?」

すぐにボスから鋭い声が刺さった。

「...使いたいです。」

選択肢なんてないんだった...

「潮吹きは?俺昨日、中のポイント見つけたからさ。簡単にイカせられるかもしれないよ。」

「...ないです。お願いします。」

今度はマッチョが聞いてきた。

性的快楽なんてもうどうでもいい...
戻して欲しい。

「できること全部やって、身体が淫らになってく様を見せてやるよ。」

「やだ...もうやめて。」

分かっていても、本音が思わず口をつく。

「慣れない口だな。言うことが違うだろ。」

「...お願いします...」

ボスの鋭い目線に刺されて言いたくもないことを口にする。

いつまでこんなことが続くんだろう?
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