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知らなくってもいい性
第20章 死んでしまおうか?
ビクッとして目が覚めた。

思わず手を当てて、首が繋がっていることを確認する。

相変わらず首輪に繋がれてはいるけど、首と胴体は元通りにくっついていた。
足も手もきちんと繋がっている。

良かった...

どうもここはいつものベットの上みたいだ。

胴体が切り離されて弄ばれたなんて夢だと思いたいけど、
手足の痛みや怠さ、それに暗くてはっきりは分からないけど左足に黒いラインがあることから、現実であったことに間違いはなさそうだった。

それにまだ身体が少し火照っている。
あそこなんてまだ少しピリピリしているようだった。

そういえば...
潮吹いて、顔にかかったんだっけ?
それにしては顔がそんなにベトベトしてない。
前髪がちょっと濡れてるから洗われたのかな。
さんざんなことをする割には律儀な人達だ。

カズキは来たのだろうか?
あの後自分がどうなったのか全然分からなかった。

ギィィ...

扉が開く音がした。

もういいや。
身体もダルいし、めんどくさい。

とりあえず、寝たふりでもしよう。
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