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知らなくってもいい性
第7章 男同士の光景
「ケイ、ただいま。ってあれ?
あんた見ない顔だな。
あっ、ひょっとして、カズキの彼女?ってことはあの声の主はあんたか。」
一人の男性が入ってきた。
こちらもそんなに悪くない見た目だ。
「わたっ「シューヤ!! お帰り!」
私が否定しようとする言葉など関係ないと言わんばかりにさっきの男の子が嬉しそうな声を出した。
「ただいま。ケイ♪いい子にしてたか?」
「うん...。」
ケイと呼ばれた男の子は火照った顔をより赤らめて頷いた。
「そうか。そうか。じゃあ、せっかくお客さんもいるんだし、お前のこと見てもらおうか♪」
そう言いながら、ベットに近づくとシューヤはケイの隣に座った。
二人して見つめ合うともう独特の雰囲気をかもし出していて、ああそういう関係かとすぐに分かる。
もう何も言わずにお邪魔しました。をしてしまおうか。
「あっ...」
甘い声を発したのはケイの方。
シューヤはひょいとケイを抱き抱え、自分の膝の上に乗せた。