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知らなくってもいい性
第10章 絶望的
「いいよ!皆楽しんで。
それに廻されてるマキさん見てみたい。」
平然とむしろ楽しそうにカズキは言い放った。
頭がおかしいんじゃないか。
いや、ここにいる全員がおかしい。
「やだ。いや、止めて。」
感じ過ぎて乱れていた私の身体をボスが真下に引き下げる。
腕がぎりぎりまで引き伸ばされて痛い。
「やだ。いや、止めて。お願い。こんなの間違ってる。ねぇ、謝るから。それだけは止めてっ!!」
目が涙目になる。
私の言葉なんか全く聞いていないボスはズボンを下げて着々と準備を整えていき、
私の足を持ち上げ、全開にした。
「僕らに屈しないだって。いいね。あんたの発言を評してご褒美をくれてやるよ。」
「...止めて。」
ズズッ
容赦なくそれは貫いた。
「いやあっっ!!!!」
入れたくないのに。
いやなのに。
理性とは別に欲情にまみれた身体はすんなり受け入れていく。
「いやだ。やだ。やだ。抜いて。離して!家に帰して!」
もう顔は涙でぐちゃぐちゃだ。
そして、下での昂る欲情の感覚と理性からの不快感で頭の中もぐちゃぐちゃだった。
「へぇ~、まぁ使えるんじゃない?」
グジュッ
パンッパンッ
下からは抜き差しを繰り返す聞きたくもない音が響いてくる。
夢だったらいいのに。