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知らなくってもいい性
第12章 質問
ウィーン...
身体の中が振動してる。
あそこがジンジンする。
あぁ...こんな状態でも眠れるんだ。
どうなったんだろ。
頭がぼっーとする。
夢じゃないだろうか?
この身体中の痛みもあそこの異物感も、何人かに犯されたなんてことも全部夢。
...なんてことはなかった。口にはギャクボールがはめられており、試しに腕を動かしてみたけど、やっぱり鎖で繋がれている。
さんざん暴れたせいか手首が赤く腫れ、うっすら血が滲んでいた。
おそらく足もそうなんだろう。
足首も痛い...。
寝返りを打てなかったせいか骨にも痛みを感じるようだった。
「マキさん...起きてる?」
薄暗い部屋に光が差して、カズキが現れた。
「昨日、7回イッた後に白目剥いて失神するから、ちょっとびっくりした。」
言いながらカズキはパチリと部屋の電気をつけた。
眩しい...。
7回...覚えてない。