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知らなくってもいい性
第12章 質問

「で、しょうがないから俺も早々に済ませて、ちゃんと栓して、口枷もつけといた。」

カズキは下の穴から淫らに垂れ下がっているコードを引っ張り、彼曰く「栓」を抜いた。
そこはずっと塗れっぱなしみたいでズルリと抜ける。そのあとから一晩、中に放置されていた白い液体が流れ出る。


「手も足もちょっと痛そう。後で手当てするから。」


「あっ、カズキお疲れ~。」

聞きたくもない声が聞こえる。
ボスだ。マッチョも一緒だった。

「ボス、シマさんおはよ。
俺、ちょっと夜勤明けで疲れたから、一眠りしてくるよ。
マキさんはあちこち傷だらけだからあんまり激しくしないでね。」

「ん~、無理かな。」

「...うん。ボスらしい。
いいや。後で手当てしとくから。

マキさん!あんまり逆らっちゃ駄目だよ。またね!」

そう言うとカズキは去っていった。

また悪夢のような時間が始まるのだろうか?

「じゃあ、とりあえず昨日の復習として一発抜いとく?僕今度は上の口使おうかな。」

「じゃ、俺は下で。」

やだ...。
もういやだ。

抵抗したくても、全身の怠さから何もできず、ただされるがままになった。
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