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知らなくってもいい性
第12章 質問
「さてと、準備もできたし、質問タイムいこうか♪
まず、あんたはいつからあの能力が使えるようになったの?」
「...5、6年ぐらい前から。」
「ふ~ん。じゃ次、あの空間は最大どれぐらいの範囲まで広げられる?」
「...半径2、3mが限界。」
「維持できる時間は?」
これは正直に答えるべきかハッタリすべきか。カズキには24時間いけるみたいに言ってるしなぁ。
「遅い。」
「ぐっ...」
胸とあそこに少しの違和感を感じた。
一ヶ所目の重りはここか。
「時間は?どれぐらいもつの?」
「2、3時間...」
ばか正直に答えてしまった...
目隠しのせいなのか少しの違和感でも恐怖になった。
「なんか曖昧だよね。はっきりしてなくて。もっと自分の能力しっかり把握しようとか思わなかったの?」
「うっ...」
また重りが追加された。
わずかに両胸が身体の中心に向かって締め付けられる感覚がある。
そして、両胸から繋がるその縄はお腹を通って、秘部に食い込むように通過し、その下に重りがつくようになっているらしかった。