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知らなくってもいい性
第13章 家に帰りたい?
「ハァ...。」
スッキリしたけれど、まだ便座に座ったまま私はうなだれていた。
自分の身体がさんざん弄ばれたことも十分に苦しいけれど、それ以上に自分の思考や身体の変化に苦しんだ。
私はさっき排便をしながら、気持ちいいと思ってしまった...
軽くイッてしまったのかもしれない...
正確に言うとイッたのかどうか分からないけど、何か込み上げてくるものがあり、ものすごく感じてしまっていた。
さんざん我慢させられたからだろうか?
あんな...排便しながら感じるなんて。
私本当に変態じゃないか...!?
それにさっきの私はあいつに逆らうことができなかった。
言われるがまま、されるがままになっていた。
気持ちに諦めがあって、
「どうせ無駄。」
そんな思いが常にあった。
このままだと私は心も身体もどんどん駄目になってしまう。
恐い...。
トイレの換気口は小さくて逃げられそうにない。というかその前に足の重りもある。
右足の足首からは擦れて少し血も出ていた。
やっぱり逃げられない...。
諦めて立ち上がり、トイレの個室から出た。
シャワー室の横についていた小部屋はトイレ用の個室と洗面台用の部屋に分かれているきれいな個室になっていた。
この部屋に入ったときはすぐトイレだと思っていたので、もう一つ扉を開けなければいけないのがもどかしくてしょうがなかったが、こっちの造りの方がやっぱり落ち着く。
トイレはちゃんとウォシュレットだったし、洗面台もきれいで本当にラブホテルみたいだ。