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知らなくってもいい性
第13章 家に帰りたい?
石鹸でぬめりのある身体は重なりあい、より敏感になっていく。

そのまま押し倒され、彼が求めるままに身体を預けていく。

ただ、感じるままに声を洩らす。

私は何もかも忘れて、行為を楽しんだ。

石鹸でぬめりを得た指がクリトリスへと滑っていく。そのまま擦るような動きを繰り返した後、強く押し当ててなでるような小刻みな動きを繰り返す。

もう片方の手で胸が柔らかくほぐされていく。

水音が聞こえる。
溜めていた浴槽からお湯が溢れていた。ほんのり流れてくるお湯で背中が暖かい。

「あぁぁ....気持ちいい...」

クリトリスへの責めが激しくなり、乳首を強く摘ままれた瞬間に私は果てた。

カズキは浴槽のお湯を止め、シャワーでお互いの石鹸を洗い流すと、私を抱きながら湯船に浸かった。

ぐったりと疲れきっていた身体にお湯が染み渡っていくようだった。

カズキはまた私のあそこをいじり出す。彼に操られるかのように私の身体はぴくぴくと反応する。

「あっ、あぁ!」

「マキさん可愛い...」

久々の浴槽での行為に、水音に、より興奮していく。

彼の指が中に入ってくる。
まず、一本でほぐして、やがて二本目が入ってくる。二本の指で中をかきみだされながら、もう片方の手でクリトリスが責められる。

「ああっ!だめっ!イッちゃう。またイッちゃうから。」

そうなるともう彼の指は容赦がない。

やがて、身体をビクビクと痙攣させながら、すぐに二回目も果ててしまった。
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