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知らなくってもいい性
第13章 家に帰りたい?

「...そんなこと..ない。」

「昨日みんなに犯られた時、初めこそ嫌そうにしてたのに。シューヤのときにはもうすごい物欲しそうな顔してたよね。
今日だってボスやシマさんになんだかんだされた後なのに、俺との行為すごい楽しんでくれた。
エッチが好きなんだよね?」

「違うっ!その時だけ、私の心が弱かっただけ。
だから、もうこんなことはやめて!」

「大丈夫。すぐに分かるよ。
何しようか?でも、やっぱ、マキさんはこれが一番好きかな。シンプルだけど、いいよね。」
カズキは先程持ってきた箱の中から昨日のローターを取り出した。

「...やだ。もうやめて。」

無駄だと分かっているけど、首輪を外そうと試みた。

「無理だよ。それは外れない。

マキさんが大人しくしてくれないと、また手足を繋がないといけなくなる。」

もう涙目になる。
どうすればいいんだろう?

「...」

動けない。
首輪も外れない。
鎖も引きちぎれそうにない。
能力だって...やっぱり使えない。
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