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第13章 家に帰りたい？

ここに来てから敏感になってしまったのか、胸からの刺激とあそこからの刺激が混ざりあって、すぐに絶頂が近づいてくる。

しかし、カズキはふっとクリへの刺激を止めた。

「胸は止めないでね。」

すっかり濡れたあそこにカズキはスムーズに自分の一物を入れる。

「さすがマキさん、ビショビショ。こんなに滑りがいい。」

腰の動きを早めて、出し入れを繰り返していく。

と同時に今度は指でクリをいじり出す。

一旦下がっていた波が、また徐々に上がってくる。

胸からの刺激が追い討ちをかける。

「マキさん、俺らの子供作ろうよ。
子供できたら、俺も無理言わないからさ。
ほら、いいよ。イって。」


．．．子供なんてそう簡単にできない。

できてたら、マサヒトとあんな関係にならなかったかもしれない．．．

そんな思いが頭をかすめて、そしてすぐに快楽の波にのまれていく。

カズキは指の動きを早めた。

「ああっ！ダメっ！イッちゃう！
いやぁぁ！！！」

「うわっ、すごい締め付けっ！
俺もイクッ！！！」

ビクビクと身体が痙攣する。

「あっ、ああ．．．」

今日、何回目の絶頂なんだろ。
私、こんなに淫らな女じゃなかったのに．．．。

息を整えながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。

胸のローターがそのままなので、なんとも言えず身体が苦しい。

「ふぅ～、ちゃんと奥の方に出しといたから。」

すっきりと萎んだそれを取り出すと、先程まで使っていたローターで素早く“栓“をした。

「今日は手足自由だけど、これ抜かないでね。」

「．．．」

なんだかいろんなことに脱力して、何も言う気にも、何をする気にもなれず、ただ、身体だけが絶頂の余韻と胸からの刺激でピクピクと反応していた。

カズキはしばらくそんな私を見つめていた。