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知らなくってもいい性
第13章 家に帰りたい?
「ねぇ、マキさん。ここでの暮らしもいいと思うよ。ボスもシマさんもそんなに悪い人じゃないし、シューヤはちょっと分かんないけど、別にマキさんのこと殺そうとかそんなことはしないから。
しばらくは皆のこと楽しませてよ。そんで、マキさんも楽しんで。
ただ、快楽に身を任せればいいんだよ。
俺はマキさんのこと大事にするから。」
そう言うと胸のローターを外して、部屋から去っていた。
「じゃあ、今日はゆっくり休んでね。
おやすみ。」
ゆっくり休んでと言うわりに、しっかりとあそこに突っ込んでいるローターを弱ぐらいの強度にして去っていった。
変態め。
あそこから弱い振動が伝わってくる。
私は...どうすればいいんだろう?
前よりも帰りたいという気持ちはだいぶ薄れていた。
だからといって、ここにいることが良いこととは決して思えない。
でも....
それでも、身体は変化している。
連続で感じて、快楽に溺れたいのだ。と身体は貪欲になっていた。
今だって、あそこからの少しの刺激でまた疼いてきている。
それに、彼らに従わなければもっとひどい目に合わされる。
何も考えずにただ快楽に身を任せる...。
そうするのが一番楽なのかもしれない。
何も考えたくない...
眠りに落ちてしまいたい。
けれど、あそこからの刺激に身体が反応して、眠れない...。
昨日はどうやって寝たんだっけ?
...そうだ。気絶してたんだ。
「あ..あぁ...」
眠りが疼きに勝つまで、ただただ、甘い息を吐いて悶絶するしかなかった。