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知らなくってもいい性
第15章 観察

「やめっ..ガァッ!」

口の隙間からズルリとまた水が入れられた。

「大丈夫だって。」

鼻をつままれ、無理矢理に飲み込まされる。

ゴクッゴク...


「う...あぁ...」

コップ一杯ほどの水が追加で入れられると、本当にぎりぎりまで入れられたかのように、胃から水が混み上がってくるような感覚がした。

「ガハッ、ハァハァ...

いや、やだ。」

下を見ると、お腹はパンパンに張りつめて山になっている。

苦しい...
急激な拡張により、胃から痛みが込み上げてくる。

「うぅ...」

「思ったよりも入らなかったな。
でも息もちゃんとしてるし、肺に水いってないし。OKOK! 」

苦しがる私のことなど、まるで無視して、シューヤは残った水をくいっと操作してまた四角形にするとベットの後方にいき、イスをもってきて座り込んだ。水はシューヤの横にちょこんと浮いている。

「うぅ..あぁ..」

食べ過ぎてしまったときよりもさらに限界を向かえたように胃が張りつめている。
このまま胃袋が割れてしまうんじゃないだろうか...

「利尿剤も入れといたし、もうちょい待てば、腸から吸収されて膀胱に貯まるかな。
まぁ、気晴らしでもしてて。」

あそこのローターが急に激しくなった。
突然の刺激にびっくりして、腰がびくりと跳ね上がると、その衝撃で胃からの水が逆流し、酸味を帯びた水が口から吐き出される。

「ガハッ、ゲホッゲホッ」

少し鼻にもいったみたいでむせかえる。

気持ち悪い。
苦しい....

もういやだ。

あそこからの刺激と胃の痛みに耐えてしばらくもがいた。
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