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第15章 観察

自分的には出したと思ったのに、出すことができなかった。
尿道がビリビリと痛む。

「だから、まだだって。言ったろ？
もうちょい貯まってからな。」

そうだ．．．．なんかこいつが調節してるとかなんとか言ってた気がする。

「ぅああ、痛い。
苦しい．．．」

排泄を管理されて、ただ、ビクビクと腰を痙攣させてもがくしかなかった。

「お願い．．．
もう．．．壊れる．．．」

「人間そんな簡単に壊れないから。
大丈夫だって♪」

どれだけ辛さが口から溢れたとしても、シューヤは全て聞き流し、クリをいじっていた。


そうして、しばらくして許可が降りた。

「おっ、だいぶ貯まった♪
こんなもんかな。さぁ、お待ちかねの放尿どうぞ！」

覚悟は決めていたし、排出できるのは正直ありがたい。けど、どうぞと言われても、やっぱりなかなか出せない．．．。

「さっきは出そうとしてたのに。しゃーねーな。」

「あああぁぁぁっっ！！！」

手でぐっと下腹部が押され、痛みとともに勢いよくオシッコが流れ出る．．．

ビシュァッ

「うわっ、やっぱ貯めとくと違うな。噴水みてぇ。」

「ああぁ！！あっ．．あぁ．．．」

最初は痛かったのに、
解放感が突き抜けていく。
気持ちがいい．．．．

一度放出されたそれはとても止めることなどできず、弧を描きながら噴出されていく。