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知らなくってもいい性
第16章 逃げられない

「で、こう。」

「ふ~ん。切っても切断面から血が出ないのとか不思議だよね。」

一瞬右足が戻って安心したのに、またすぐに離された。

「で、あんまり長い時間は離しとくことはできないんだけど、こうするとちょっとした利点があって...」

足がなくなった腰がぐいっと
持ち上げられる。

「セックスの時、より深く入れられる。
まぁ、今は全然濡れてないから入れれそうにないけどね。」

どさりと離される。腕だけで身体を支えているため、そろそろ腕が痛い。

「じゃ、今日俺先に入れていい?
シマさんの後だと穴が緩くなりそうで。
ローション取ってくる。」

「どーぞ。」


「うっうう!!」

急にくすぐったさを感じた。離れてはいるけど、足からだ。

「おっ、反応してる。こっちからの刺激もちゃんと伝わってんだ。面白っ♪」

見るとシューヤが足の裏をくすぐっていた。

「どうせならこれでどう?
で、ちょっと手が疲れてそうだから、腰も支えとくよ。」

マッチョがシューヤに筆のような物を渡して、くすぐりが一層激しくなる。

さらにマッチョは少し大きめのバンドを持ってきて、上からまた一つ鎖を下げると鎖にバンドを設置した後、バンドを私の腰に巻き付けて固定した。

鎖により腰も安定したため腕が少しは楽になる。
でも、当然ながら安息の時間なんてなく、すぐにボスが戻ってきた。
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