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知らなくってもいい性
第16章 逃げられない
「んっ?ああ、ちょっとどこまで細かくいけるかと思って。」
私の斜め後ろのテーブルには細かく切り刻まれた足らしいものが広げられている。
私の左足がぶら下がっていないことから考えてもどう見てもそれは私の足だった。
「いやああぁっっー!!!
やめてっ!もうやめてよ!私の足に触らないで、戻して!
私の足を返してっっ!!!」
何も考えられず、がむしゃらに叫んだ。足がっ!私の足が無茶苦茶になっているっ!!
「ちょっ、そんな動くと戻せなくなるからっ!!」
パシーン
狂ったように叫び、身体中をバタつかせて抵抗する私の頬に思いきり平手打ちがとんできた。
「うるさいな。ちゃんと戻すって言ってるだろ。黙れよ。」
痛みのあまり、思わず叫ぶのも暴れるのもやめてしまった。
ただ、涙だけが溢れてくる。
「俺的には暴れてた方がこっちの動きに抑揚があって良かったよ。足見て恐怖感じてたときもいい絞まりだったしね♪」
後ろからのんきな声が聞こえる。
「うっ...うう...」
また頭をぐったりと下げながら、ただ泣いた。
「僕はうるさい女が嫌いなんだ。うっとおしい。
お前は何も考えなくていいんだよ。」
ボスが前に来て、ダラリとはしつつもまだぬめりの残っている肉棒を差し出してきた。
「ほら、しゃぶれよ。」
食べたくなんてないのに、平手打ちの恐怖からか勝手に口が開く。
少ししか開けてなくても無理矢理にねじ込められ、また身体全体が前と後ろに揺さぶられる...
さっき込み上げてきた快感は恐怖でどこかにいってしまったようだった。
シューヤがイッてもとくに何も感じなかった。