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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
サクラとして店に雇われているのは、事実だ。
だから晶にとって、個室に居る時間は
短かければ短いほど、良い。
フロアというショーウインドーで
マジックミラー越しに男に見られている時間が
長いほど、店からは喜ばれるのだ。
効率よく男に外出料を出させて
すぐに店内に戻ってくれば、理想的なサクラだ。
「それで、これからどーします?」
早速本題に入った。
上目遣いに匠海を見据える。
間近で見ると、晶の視線は
男の注意を惹きつける
引力のようなものを、持っている。
「あ、宜しかったら、食事でも……」
「やた♪それじゃーあ、焼肉がいいな」
「ええ、いいです」
「はーい行きましょうっ♪」
晶が質問を振って匠海が答えるたびに
次の質問が矢継ぎ早に飛んだ。
話がまとまるのに2分も要らなかった。
匠海の腕を引っぱるようにして
晶は個室を出て行く。
その時
「君、妹さんですか?」
匠海が妙なタイミングで声を掛けていた。
「うん?そーだけど」
それだけ、やりとりして
店のカウンターに歩を進めた。
匠海はスタッフに『外出料』を支払う。
これで、晶と一緒に自由行動、というわけだ。
だから晶にとって、個室に居る時間は
短かければ短いほど、良い。
フロアというショーウインドーで
マジックミラー越しに男に見られている時間が
長いほど、店からは喜ばれるのだ。
効率よく男に外出料を出させて
すぐに店内に戻ってくれば、理想的なサクラだ。
「それで、これからどーします?」
早速本題に入った。
上目遣いに匠海を見据える。
間近で見ると、晶の視線は
男の注意を惹きつける
引力のようなものを、持っている。
「あ、宜しかったら、食事でも……」
「やた♪それじゃーあ、焼肉がいいな」
「ええ、いいです」
「はーい行きましょうっ♪」
晶が質問を振って匠海が答えるたびに
次の質問が矢継ぎ早に飛んだ。
話がまとまるのに2分も要らなかった。
匠海の腕を引っぱるようにして
晶は個室を出て行く。
その時
「君、妹さんですか?」
匠海が妙なタイミングで声を掛けていた。
「うん?そーだけど」
それだけ、やりとりして
店のカウンターに歩を進めた。
匠海はスタッフに『外出料』を支払う。
これで、晶と一緒に自由行動、というわけだ。