この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
携帯の着信音が鳴った。
タイミングを熟知している晶は
着信を即座に受けた。

「はいはーい」

『お疲れです。1番です』

店のスタッフが、隠語で連絡する。
ここで1番と言っているのは
予定通り男と別れて、店に戻れという指示だ。

サクラのバイトでは
男と一緒に店外に出る行動が、最も要求される。
店に”外出料”が入るし、更に他の男性客に
(俺だって脈アリかもしれない)と
期待感を抱かせるのが役目だからだ。


その連絡をきっかけにして
一緒に居る男へ、言い訳をして別れる。
それが通常の段取りだ。
しかしその時はいつもと違っていた。

「あーちょっとゴメンね。いま外なんで♪」

『……了解です』

晶は飄然と、スタッフとの通話を終えた。

(気が向いたから、少しデートします)
といった意味合いだ。

店にとってみれば、それは困った行動だが
店舗スタッフも、晶の機嫌を損ねるのはNGだと
認識しているのだろう。その場は引き下がった。

晶は、ときどきこうやって
店舗スタッフの指示に関係なく、デートをする。
本来、サクラとしては問題行動だ。
/47ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ