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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
10分ほど経って
匠海はパンツを履きなおし
そのうえタオルを巻いて、出てきた。
晶は、またベッドに寝転んでいる。
ガムを噛んでいるのか、口を動かしている。
TVをつけて、眺めている。
「……」
匠海は所在なさげに
晶の視線を追った。
TVのモニターでは
制服姿のAV嬢が 男優とキスしている。
ありふれたアダルトビデオだ。
音量が大きい。
ピッチャピッチャと
舌を絡めあう、濡れた音が響いている。
「こっちらへ、どーぞ」
晶は視線を動かさず
声だけで匠海を呼んだ。
匠海がベッドに乗りかかると
晶は寝そべったまま体を伸ばし
ベッド際からウェットティッシュを取った。
ティッシュにガムを出し
丸めて、そのままポイと放った。
「すぐスる?」
「え、あ……」
「や、別にどっちでもいーよ。
それじゃお話しよーっか」
晶は、この部屋に入った時と
全く変わらない服装だ。
シャツにミニスカート
スニーカーも履いたままで
ベッドに横になっている。
シャツの背中には
サスペンダーのベルトが交差していた。
茶髪に
白・赤・ピンクの色彩。
甘そうな、お菓子のようないで立ちだ。
特に男の方へ向き直るでもなく
片肘を曲げて 頭を乗っけている。
気楽な姿勢のまま
モニターの痴態を眺めている。
そんな晶の傍らに
ベッドの縁の方に、匠海は腰掛けた。
弾力があり、深々と沈み込む感触。
匠海はパンツを履きなおし
そのうえタオルを巻いて、出てきた。
晶は、またベッドに寝転んでいる。
ガムを噛んでいるのか、口を動かしている。
TVをつけて、眺めている。
「……」
匠海は所在なさげに
晶の視線を追った。
TVのモニターでは
制服姿のAV嬢が 男優とキスしている。
ありふれたアダルトビデオだ。
音量が大きい。
ピッチャピッチャと
舌を絡めあう、濡れた音が響いている。
「こっちらへ、どーぞ」
晶は視線を動かさず
声だけで匠海を呼んだ。
匠海がベッドに乗りかかると
晶は寝そべったまま体を伸ばし
ベッド際からウェットティッシュを取った。
ティッシュにガムを出し
丸めて、そのままポイと放った。
「すぐスる?」
「え、あ……」
「や、別にどっちでもいーよ。
それじゃお話しよーっか」
晶は、この部屋に入った時と
全く変わらない服装だ。
シャツにミニスカート
スニーカーも履いたままで
ベッドに横になっている。
シャツの背中には
サスペンダーのベルトが交差していた。
茶髪に
白・赤・ピンクの色彩。
甘そうな、お菓子のようないで立ちだ。
特に男の方へ向き直るでもなく
片肘を曲げて 頭を乗っけている。
気楽な姿勢のまま
モニターの痴態を眺めている。
そんな晶の傍らに
ベッドの縁の方に、匠海は腰掛けた。
弾力があり、深々と沈み込む感触。