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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
「タクミさん、シャセーしたいの?」
「……ハイ」
「そーだよね……じゃあ
これから訊くことに、素直に答えてね」
「ハイ……」
根元を握り締めたまま、そう前置きして
晶の質問は核心に迫った。
「タクミさんって、
前からアキラの事、知ってたでしょ」
「それは……」
……知らない筈は無い。
この男は、晶の写真を所持していた。
「アキラ、けっこうカンが鋭いんだよ
とぼけても、無駄だからね☆」
自分の行動の事は棚において
匠海に回答を迫っていく。
握り締め、射精を妨害しつつ
スキンを被った勃起を、空いた片手と口先で
交互に責めている。
「……言えないの?」
0.1㎜の薄皮越しに
晶の指・唇が絡んでいく。
積極的な刺激は、ほとんどナマに近い。
「ちゃんと言えないと、イけないよ?」
「それは、aa……ッ」
大のオトナを相手に
ティーンエイジャーの晶が、堂々とリードしている。
射精を制御されて、匠海は
身も心も委ねきっている様子だ。
「別に、言えなくてもへーきだよ。
アキラは、どっちでもいーよ……」
そう言いながら
晶の片手しごきが、突然リズミカルになった。
「uaaaa-!」
匠海はのけぞり、ベッドに後ろ手をついた。
既に射精に充分な刺激を受けながら
その幹に、派手なネイルカラーの指が
絡みつき、勢い良く上下していた。
しかし、根元はきっちりフックされている。
どこまでいっても、フィニッシュには至らない。