パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 甘い刺激

学校の男子には、興味が無い。
スポーツマンや優等生に憧れる心理は
晶には理解できない。

早いうちから、大人と付き合う事に慣れていた所為か
同年代の男子は、みんな幼稚に見える。

努力して身体を鍛えたり
教師の言葉や参考書の記述をかたっぱしから覚えたり
そんな非効率な事を頑張っている姿は、滑稽に見える。

晶に言い寄ってきたり、告白してくる男子は多かったが
まるで相手をする気にならない。
トークカフェで修行してこい～!と言いたくなる。

晶にとって学校は、まったり茶飲み話をしたり
放課後に備えて鋭気を養う、憩いの空間に過ぎない。


放課後は、トークカフェに行くか
友達と街まで行って遊ぶか、その日次第だ。

いずれにせよ、駅まで行って電車に乗る。
電車通学で帰宅する同級生に紛れている。

自宅と学校を結ぶ通学ルートでは
目立った事はしない。遠く離れた街で、遊ぶ。
バイトだって身元がバレるのはよくない。
その程度の注意は払っていた。